Too Hot! So Cool!

MID SUMMER!

本当に暑い日が続きます。
今年の夏って、京都独特のムシっとした暑さというよりもジリジリと焦げるような暑さに感じるのは僕だけでしょうか?
真昼間は自転車に乗ること自体がちょいキケンかもしれませんね。
そんな真夏のど真ん中に素敵なバイクを納車です。

macchi cycles ☆ STRUMA

滋賀県甲賀市信楽でフレームをハンドメイドするmacchi cycles(マッキ・サイクルズ)のSTRUMAというモデル。
細身のチューブと1インチのヘッドを使用したシンプルでかっこいいこのモデル名は「Strum(かき鳴らす)」という言葉から名付けられているそう。
細いチューブをしならせて、ギターをかき鳴らすようにがむしゃらにペダリングするのがこのバイクの楽しみ方なのでしょうか?

今回のバイクのオーナー様はなかなかの脚長さん。
大きなフレーム、高いサドル位置、こりゃたまらんかっこいい!

リムブレーキに1インチのスレッドヘッド、さらにラグドフレーム。
今となっては懐かしくも感じる仕様とも言えますかね?
しかし若いオーナーさま、クラシックを狙ったわけではなく純粋に「この仕様が好き」とオーダーされたんです。
このように、最近になって再びリムブレーキが見直されてきているのを強く感じます。
主にカスタムフレームのオーダーを生業とする当店ならでは?なのかもしれませんね。
ビルダーさんとの会話の中でもそんな話がちょいちょい出てきていますよ。
リムブレーキ仕様って、ディスクに比べてだいぶ軽く、乗り心地良いバイクを作れるんですよね!


ポリッシュ仕上げの美しいリムを使った手組みホイールに、タイヤはチューブレスレディ。
日東のハンドルとステム、Cinelliのシートポスト、Selle ITALIAのFLITE 1990サドル。
シルバーのパーツと黒のパーツをうまく組み合わせ、とてもカッコよく組み上げさせていただくことができました。


R7000の105のメインコンポに、クランクとFDのみGRX。
小さなチェーンリングを使用することでリアスプロケットを無駄にワイドレシオ化することなく軽いギア比を手に入れるテクニックです。

少しゴールドがかったシルバーのペイントも最高にクール。
これは本当にいい色ですね!

今回は楽しいお仕事をさせていただきありがとうございました。
わざわざ遠方からのオーダー、本当に嬉しく思います。
遠いとはいっても、京都まで十分自走可能な距離です。
涼しくなったらバイクで遊びにきてくださいね!