HAURA(羽裏)バーテープ

ああー、気持ちいいですなー。
今日は本当に気分がいい。
天気も良く、きれいな花も咲いて最高だー。
しかし!
気持ちがいいのはそれだけじゃないんです。

通勤バイクのハンドルに新しいリボン☆
年に数回のお楽しみ、バーテープの交換。
古くなって汚れてきた時や破れてしまった時はもちろん、いいことがあって気分がいい時や、逆にちょっとイヤなことがあって凹み気味の時にも、新しいリボンを巻いたハンドルを眺めるだけで嬉しくなってくる不思議。
季節の変わり目の気分転換に替えちゃうのもいいですよねー。

さて、今回巻いたバーテープをご紹介しましょう。
これ、なかなかかわいいでしょ?
初入荷したばかりの、whooの新たな取り扱い商品です。

京都で150年以上の歴史を持つ友禅の老舗、株式会社 岡重さんがMAJIKAOという新しいブランドで展開する羽裏バーテープ。
羽裏というのは、着物の上に着る羽織の裏生地のこと。
無地で地味な羽織、当時の人たちは裏地でおしゃれしていたんだそうです。
もともと友禅染めの染め屋として創業した岡重さんに所蔵された、当時の絵師による膨大な作品の中からセレクトされた文様を使用し、コットンに型友禅で染めてバーテープとしてリボーン。

今回僕のハンドルに使用したものを含め、現在のラインナップは4種類。
さて、ご紹介しましょう。

Crowd -群衆-

Centric Bream -鯛づくし-

Olympic Competition -オリンピック競技文様-

10×10 Beauty -百美人-

以上の4パターン。
羽織の裏地にこんな柄が隠れていたなんて!ちょいびっくり。
どれも歴史ある作品。
素敵です。

バーテープの幅は20mm、長さは2.9m。
僕のハンドルに巻いても長さは十分。ずいぶん余りました。

そして「凝ってるなー」と思った点がここ

40mmで裁断した生地を袋とじにして、裏側のセンターで合わせてあるんです。
うわ、手が込んでる!
薄手のコットン。
二重にすることで厚みを確保し、クッション性をアップさせています。
糊(両面テープ)も広めに配置され、ずれにくいように配慮。
一般に「巻きにくい」「シワになる」というイメージ(実際そう)のコットンのバーテープですが、今まで巻いたコットンリボンの中ではダントツの巻きやすさでしたね。

すてきだ

販売価格はバーテープとしては珍しい1本単位で税込2,200円。
ハンドル1本につき、2本のバーテープが必要になります。
左右で別の柄を巻くのもアリ、というメーカーの遊び心ですね。
在庫、アリです!