グラベル用???

LEZYNEより、新製品入荷のお知らせ。
美しさ、性能に定評のあるフロアポンプです。

LEZYNE SPORT GRAVEL DRIVE ¥7,986(税込)

おっと!
フロアポンプにもグラベル用とな?
グラベル人気が高いのをいいことに
「商品名に”GRAVEL”って入れときゃ売れるやろ」
って魂胆なんちゃうんー?
と訝ってみた僕。
そう、なんでもまずは疑ってみる、そんなやつなんですよ。
しかしどうやらコレ、本当にグラベルバイクに良いみたい。
一体どこが?
今説明しますよ!

本体の一番下の部分には特大サイズのエアゲージ。
ゲージが上の方にあると安定悪いし下につけよう。
でも下につけると遠くなって見づらいからデカくしよう。
そんなところでしょう。
さて本題。
このエアゲージの写真見て、何か気づきません?
さてもう一度、よーく見てみてね。

そう、ゲージ(目盛り)が100PSI(約7BAR)までしかないんです。
LEZYNEのロード用のハイプレッシャータイプでは、たしか220PSIまでついてましたよね?
このモデルは100PSI以上の高圧は潔く捨てたハイボリュームポンプなんです。

☆NOTE☆

ハイプレッシャーポンプとは? – 高圧も楽に充填することができる反面、一回のポンピングで送られるエアの量は少ないポンプ。
細くて高圧まで入れるタイヤに有利。

ハイボリュームポンプとは? – 一度のポンピングで送られるエアの量が多い反面、高圧ではポンピングが重くなるポンプ。
太くて低圧のタイヤに有利。

グラベルバイクの太めのタイヤに充填するエア圧って、高くてもだいたい60PSIとか70PSIくらい。
僕は大体30PSIから40PSIで使うことが多いかな?
タイヤが太くてエアの量が多いグラベル用のタイヤなら、ハイボリュームのポンプの方が絶対に楽ですよね。

手に馴染む木製ハンドル

また、このポンプに採用されるポンプヘッドは、ABS 1 PRO TUBELESSというもの。
またまたー、チューブレスタイヤが流行ってるからって
「商品名に”チューブレス”って入れときゃ売れるやろ」
って魂胆なんちゃうんー?
なんて、またまた穿ってみました。
が、これは面白い。
ちょいと詳し目に説明してみますね。



チューブレス(レディ含む)タイヤのちょっと面倒なところは、ビードが上がらないことがあるってこと。
「ビードが上がらない」というのは、リムに新しいタイヤを装着してポンピングしても、リムとビードの隙間からエアが逃げてタイヤが膨らんで行かないということ。
このときに大事なことは、一瞬でいいから一気にエアを送り込むこと。
一気に送り込むとなると、抵抗は少しでも少ないに越したことはありません。
となると、バルブコアの中の弁でさえ、邪魔だったりします。
そこで

まずはバルブコアを外す

ポンプヘッドの裏側のこの部分、楕円形の穴が空いてますね。
実はコレ、、、

こんな感じで使うと、、、

バルブコアが外せるんです。
これ、知らない人が結構いるみたい。
もともとはポンプヘッドをバルブから外すときにコアが緩みやすいので増し締めするためにつけたみたいですけどね。
バルブコアを外したら、ポンプヘッドの先端部を一旦外して

「M6 x 0.8」と書かれている方が先に来るようにセット。
そうすると?

コアを外したバルブステムにフィット!
コアの抵抗のない状態で思う存分ポンピングしてください。
コツは上にも書いたように、一瞬で一気にエアを送り込むこと。
ハンドルをしっかり握り、ピストンを一番上まで持ち上げて、下まで一気に押し込みます。
その勢いでタイヤが膨らみ、リムと密着すればこっちのもん。
この方法でも100%うまくいくとは限りませんけどね。
この方法でうまくビードが上がったとの仮定で、ここで注意点。
パンパン!
とビードが上がってポンプヘッドをバルブステムから外しますが、このときタイヤの中のエアが一気に逃げ出します。
弁の役目のバルブコアが付いていないので当然ですね。
せっかく上がったビードが下がらぬよう、バルブの先を指で押さえて少しずつエアを抜くようにしましょう。

バルブコアの取り付け。しっかり締めてや!

そしてバルブステム先端からシーラントを注ぎ、バルブコアを取り付けて再びエアを補充します。

このとき、ポンプヘッドの先端部の向きを再び反転して「PRESTA」の方にしておく必要があるのはいうまでもありませんね。
最後にもう一つ、エアを充填した後ポンプヘッドについているボタンをプシュッとひと押ししましょう。

コレを押すことでホース内やヘッド内のエアを逃してくれます。
これをしないと
固くて外せねー!
ってなります。

さて、長くなりましたな。
しかし、この長い説明は無駄やったんちゃうかー?
ていうような動画を、実は見つけてしまいました。

まあ、両方見たらバッチリよ!ってことで。
また来週。