きっと欲しくてたまらなくなるぞ [ ENVE AG25 ]

ようやく組めました。
数日前にプレスリリースされて話題になっていたこのホイール。
ちょいと慌ただしくてなかなか組めず、情報公開に出遅れてしまった感がありますが、、、

ENVE FOUNDATION COLLECTION

ENVEのセカンドグレードにあたるFOUNDATIONコレクションは、精密に製造された高性能なカーボン製品をより多くのライダーに提供するため、2020年にスタートしたシリーズ。
品質を極力下げることなく購入しやすい価格を実現しています。
当初はロード用のENVE 45とENVE 65(それぞれリムハイトが商品名)、MTB用のAM30という、3つのモデルが発売されました。
今日は、そのFOUNDATIONシリーズに追加された新モデルのお話です。
今回リリースされたのは、いずれもグラベル向けホイール2モデル。
700cのAG25と、650bのAG28。
whooに入荷してきたのは前者のAG25の方。
ちょいと説明させてくださーい。

まずはリム単体の計量。
ふむふむ、やっぱり軽いわ。
そして

さあ、組みましょう!

完組? 手組み?

そう、このENVEはショップからの発注時に完組ホイールではなく、リム、ハブ、スポーク、ニップルのホイールキットで発注することも可能なのです。
whooでは基本的に、ホイールセットのご発注でも完組ではなく、このキットで発注して店で手組みしています。
仮に完組で入ってきたとしても、お渡し前に振れ取り台に乗せて、振れやリムセンター、スポークテンション等をチェックや修正するので、それならイチからショップで組み上げた方がいいもんね。

★☆★

と言ってる間に組めました。

ENVE AG25 ¥198,000+tax

いぇい!
コレまた「イイモノ」の匂いがぷんぷんしてきますね。
さて組み上がりを計量してみましょか。

★☆★

フロント

★☆★

リア

F-654g + R-763.5g = 1,417グラム!
とても軽く仕上がりましたねー。

ENVE AG25 についてちょっとだけ詳しく

このホイールの概要から。
AG25は700cのグラベル向け、ディスクブレーキ専用ホイール。
スポーク数は前後とも24本。
ハブのアクスル規格は、フロントが100-12mm、リアが142-12mm スルーアクスル。
フリーボディはSHIMANO 11sとSRAM XDRがリリースされています。
使用できるタイヤ幅は最小32mmとした上で、Recommended Tire Sizeとして36mm to 50mm としています。
これはおそらく、
「32mmより細いタイヤは使わないでね。そしてこのホイールといちばん美味しい組み合わせは36mmから50mmだよ」
って意味かな?

ブラス製エクスターナル(外出し)ニップルを採用

リムについてもう少し

ENVEのカーボンリムの独特のテクノロジーといえば、スポークホールのモールド成型。
一般的なカーボンリムメーカーではリムを作った後で任意の場所にドリルする工法を用いるため、カーボン繊維を断ち切ってしまい強度が低下するのですが、ENVEがパテントをもつモールドスポークホールは、リムを製造する段階でスポークホールを避けてシートを貼ることにより繊維を切断することがないため強度が非常に高く、結果的により薄く軽いリムを作ることができるのです。

また、このAG23に使用するリムはフックレスのチューブレスレディ専用のもの。
基本的にはチューブレスでの使用を前提に設計されていますが、パンク時などに応急的にチューブを入れることは問題ありません。

低圧でもリム打ちパンクに強く、衝撃吸収性に優れたローハイトのリム。
断面はこんな感じ。

リムハイト 21mm
外幅 33.5mm
内幅 25mm

お、25mmの数字が出てきましたね。
そうです、商品名のAG25の「25」はリムの内幅寸法のこと。
ちなみに「AG」は Adventure Gravel の略なんですってー。

★☆★

安心のワランティー

ENVE製品には安心して使ってもらうための手厚いワランティー(製品保証)が用意されています。
詳しくはお気軽にお問い合わせくださいね。

★☆★

このホイールは、店頭にて絶賛展示販売中!
フリーボディーはXDRですが、SHIMANO11sのフリーも在庫で持っているのでどちらでも対応できますよ!
もっともっと詳しいことを知りたい方はこんな動画でもいかが?