ホイールをスイッチ[DT SWISS]

またまたホイール組みのお仕事をさせていただきました。
今回組ませていただいたのはこんなホイール。

イイネッ!
ハブは、先日ご紹介したこのホイールと同じDT SWISSの240 EXPハブを使用。
今回はリムもDT SWISSで揃えます。
ディスクブレーキ専用の軽量アルミリム RR411 db ASYMMETRIC。
その名のとおり、アシンメトリック(非対称)。
この場合の非対称とは、スポークホールがオフセットしているという意味。
左右のスポークテンションの差を小さくするための工夫ね。

リムハイトが21mm、内幅18mm、外幅22mm。
重量はカタログ値で410グラムの軽いリム。(実測わすれー)

組み付け風景

ハブ、リム、ともにDT SWISSですが、スポークはSAPIM CX-RAYのシルバーをチョイス。
軽くて強くエアロ効果も高いこのスポークで組んで、、、
計量タイム!


フロント


リア


F)688.5g + R)789.5g = 1,478グラムー!

ロングライドでのトラブルを減らす目的で、あえてスポーク数は前後とも28本にしましたが、それでも十分な軽さですね。
これはいいホイールだ!


そしてタイヤやスプロケ、ローターを取り付けたホイールをバイクに装着。

お、見覚えある自転車w
2年前に納車させていただいたこのCHERUBIM。
オーナーさまは、ずっと650bの太めのタイヤでグラベルライドやシクロクロスレースを楽しんでおられましたが、実はこのフレームのコンセプトは650bと700x28cのコンパチブル。
「オンロードのロングライドにもこのバイクを使いたい!」
ということで、今回このホイールを組ませていただいたわけであります。
これができるのはディスクブレーキだからこそ!
ホイールサイズ、タイヤ幅が変わって、見た目もシュッとしましたね。
シルバーのスポークが軽い感じで、よく似合っています。

同じ車体でも、ホイールを換えることで乗り味や特性が大きく変わるのが自転車というものです。
その日のライドスタイルに合うホイールを選んで、今まで以上に楽しんでもらえますね。
ありがとうございました。