NINER ☆ RLT9 STEEL

先日納車させていただいたバイクのご紹介。
これもまたステキですよー。

はい!
NINER BIKESのRLT9 STEELの組み上がりです。
昨年リリースされたこの新色、エメラルドグリーンもいい色ですね!

NINERといえば、その名の通りもともとは29erのMTB専門のブランド。
そのNINERがRLT9というグラベルモデルをリリースしてからもう何年経つでしょう?
今や大人気の「グラベルバイク」というジャンルに早くから参入。
というか、このジャンルを作った立役者ブランドの一角と言って差し支えないでしょう。
現在、このRLT9シリーズにはアルミフレームモデル、カーボンフレームモデル、フルサスモデルなど、モデルが増えてきましたが、こちらは RLT9 STEELという名が示す通り、スチールフレームのモデルになります。
熱処理を施した頑丈なREYNOLDS社の853というスチールチューブを採用したタフなフレーム。
元がMTBブランドだけに、強度、耐久性には定評があります。
頑丈なスチールチューブを使用しているので重量はそこそこありますが、安心してガンガン攻められる強度と細身のパイプによる「しなり」で乗り心地も路面への食いつきも抜群です。

ホイールやコンポーネントなどのパーツは、これまでお乗りだったシクロクロスバイクからの載せ替え。
グラベル遊びを最大限に楽しむため、フレアハンドルやドロッパーシートポストなど部分的に新たなパーツに変更させていただきました。

先月にお納めさせていただいたCinelliのKING ZYDECOも、1ヶ月という(今としては)相当なスピード納車でしたが、今回はフレーム決定から組み上げまでなんと1週間!
基本パーツが載せ替えだったとはいえ、なかなか驚きの早さです。
かといって問題なくスムースに事が運んだのか?というと全くそうではなく、むしろパーツを選ぶ途中で、何度も「これ、無理かも」という場面に出くわしました。
しかし諦めず、「これがダメなら次の手を」の精神と組み付けの「ウラワザ」を駆使する事で無事にお渡しする事ができたんです。

特に困ったのがSRAMのスモールパーツ。
「これくらい在庫しておいてよ!問屋さん!」
と言いたくなるようなスモールパーツが在庫切れで入荷は1年待ちとか。
うーん。。。
でもあるものでなんとかするウラワザ作業はちょっと得意だったりします。

「新しい自転車欲しいけど、今は買えないってネットに書いてあった」
と諦めず、まずはご相談ください。
今回のRLT9のフレームも問屋さんに在庫があったし、他にも全くモノがないというわけではありません。
頭ひねって考えて、ご希望の一台を一緒に作っていきたいと考えています。

いつもお世話になっているBanさん、難しくも楽しい作業のご用命をありがとうございました。
またまたグラベル遊びをご一緒ましょう!