シ ク ロ ク ロ ス
グラベルバイクの人気は本当に凄まじいものがあります。
当店でも、新規で組ませていただくバイクの半分はグラベルバイクと言っても言い過ぎではないほど。
各フレームメーカーもこの人気にあやかり、たくさんのグラベルフレームをリリースしており、ファンにとってはありがたい話。
それに反し、実は何気に減っていると感じるのが、シクロクロスのフレーム。
グラベルバイクとシクロクロスバイクは似て非なるもの。
「どこがどう違うの?」
と質問を受けることも多いのですが、実はディテールまで見ていくと全然違います。
その違いなどは別の機会に書きましょう。
ディテールが全然違うとはいえ、グラベルバイクでシクロクロスレースをすることも全く問題ありませんし、その逆もしかり。
あまり堅苦しく考えることはないと思います。
その上で「そのどちらかに特化したバイクに乗りたい」という方はもちろんたくさんいます。
特にシクロクロスレースに真剣に取り組んでいるレーサーの方。
真剣にレースに勝って、カテゴリーを上げていきたいと考えるなら、絶対シクロクロスレース専用バイクを使うことをお勧めします。
しかし上記したように、メーカーのリリースするシクロクロスレース用フレームのラインナップが減ってきている問題があり、みなさんなかなか苦労しているようですね。
前置きがむっちゃ長くなりましたが、そんな方に組ませていただいた、このバイクのご紹介です。
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OnebyESU JFF #807 ¥151,800 (フレーム+フォーク価格)
シクロクロスレースに造詣の深い自転車専門商社 東京サンエスさんのオリジナルブランドがOnebyESU(ワンバイエス)。
Dixna、grunge、Vivaなどなど、いくつもある同社のオリジナルブランドの中で、最も高品位なトップレベル製品をリリースするブランドです。
そのワンバイエスブランドがリリースするJFF #807は、フレームチューブ素材に6061アルミニウムを使用したディスクブレーキ仕様のシクロクロスレーシングフレーム。
軽くて高剛性、反応の良いシクロクロスレースバイクが組めますね。
今はシクロクロスレースのシーズンオフにつき、ロードタイヤを取り付けてのお渡しです。
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今回は、お手持ちのパーツで使えるものは最大限に活用。
コンポーネントはDURA-ACE Di2の1×11で。
![](https://whoo.jp/wp-content/uploads/2022/04/4-1024x904.jpg)
そしてブレーキキャリパーは、メカニカルディスクブレーキの傑作 GROWTAC EQUALブレーキ。
軽いタッチでよく効きますよ。
小ぶりなルックスもかっこいいですね。
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![](https://whoo.jp/wp-content/uploads/2022/04/7-1024x683.jpg)
じつは、今回組ませていただいたお客様は、このバイクにもお乗りです。
![](https://whoo.jp/wp-content/uploads/2022/04/1-1024x812.jpg)
OnebyESU JFF #807 ¥151,800 (フレーム+フォーク価格)
おお、同じフレーム!!
そうなんです。
昨年の秋にこのシルバーの車体も組ませていただいておりました。
昨シーズンは初戦からこのニューバイクで参戦。
そしてなんと、2戦目(だったかな?)で勝利し、カテゴリーの昇格も果たしております。
このフレームを気に入っていただき、スペアバイク 兼 通勤バイクとして「同じフレームでもう一台」と相成ったわけです。
夏場のシーズンオフにしっかり走り込んで、来シーズンも頑張って欲しいですね。
![](https://whoo.jp/wp-content/uploads/2022/04/8-1024x696.png)
ちなみにこのフレームはカラーオーダーが可能です。
フレームのカラーをこのリストから選んで塗ってもらって上記の価格となります。
悩みますなー。
ちなみにこのカラーはM-008 メタリックグリーンであります。
![](https://whoo.jp/wp-content/uploads/2022/04/2-1024x838.jpg)