オアシスを見つけた

おいおい、俺たちこんな遠くまで何しにきたんだ?

日曜の昼下がり、自転車を漕ぎながら必死に何かを探す僕たち。
停まってスマホをチェックして、また走って、また停まって。。。

10/13(日)は臨時休業させてもらい、仲間(お客さん)達とのライド。
この時期、期間限定でむっちゃ美味しい「アレ」をゲットしに行こう!
そしてせっかくなら楽しい道を走りたいよね。
と、腕によりをかけて引いたコース。
ちょっと自信作です。
天気もバッチリ良さそう。
さあ参りましょう!


京都市内某コンビニに集合してスタート。
今回の参加者は、いつも参加してくれる定番メンバーに加え、カリフォルニアから京都へ移住してきたばかりのHarrisと、その友人のJamesが初参加。
whooのライドはいつも外国人の参加が多いのですが、ノリのいいアメリカ人がいるとライドが盛り上がりますね!

六丁峠〜神明峠〜七谷川林道〜八木

坂多めのコース、車少なめのコース。
まあ、僕のいつものルート選択の基準がそれですね。

今年は例年よりだいぶ遅くまでのこっている彼岸花と、秋を感じるキンモクセイの香り。
ぜいたくな秋の組み合わせですなー。

うしかわいい

八木駅〜大内?〜東本梅?

?付きですみません。この辺の地名ってよく知らなくて、、、
そして今日のランチはココ!


喫茶とベーグルのお店 ネコタ さんに決定です。
僕も初めての来訪ですが、とても美味しそうだし、雰囲気も良さそうだし。
予約なしでしたがなんとかギリギリ入れました!

大正解!
とても美味しいし、お店の雰囲気や窓から見える風景もとても素敵。
また次もリピート確定かも!

食後はまた走りますよ!
お昼を過ぎて暑くなってきましたね。

埴生〜船坂〜中山峠〜京丹波

いやあ、中山峠は久しぶりに登りましたが、記憶よりだいぶキツいですねー。
こんなに登ったっけ?
記憶が改ざんされているのか、誰かが盛り土して高くなったのか。。。

しかしこの中山峠を越えれば、今日の目的地の京丹波町。
今日のお目当てはコレ!

丹波の黒枝豆に興味を持って調べていたときに見つけた、京丹波町がオフィシャルで公開するマップです。
今日の僕たちのイベントは「京丹波に黒枝豆を買いに行こう!」という企画だったんです。

峠を越えてズンズンすすむ。
早速この辺にもいくつか直売所があるはず。
あった!
しかし。。

「完売」

「本日は終了」


「予約の方のみ」

どの農園にも無情な張り紙が。。。
え、まじー???
他にも何箇所も回ってみましたがどこも同じような感じ。
どこにも売ってないの?

調べたところ、サービスエリアと道の駅を合体させたような「味夢の里」という施設ならあるかも!
ということで、駐車場に入りきれない車で入口が大渋滞中の味夢の里へ。
自転車は優先的に入らせてもらえてラッキー。


し か し

ここでも完売!
チーン、乙です。
周辺からは「全然売ってないやん!」と、僕らと同じような枝豆難民の方々の声が聞かれます。


「これは本格的に買えないかもしれない」
深刻に悩む。
おいおい、俺たちこんな遠くまで何しにきたんだ?
「みんな、枝豆入れるバッグを忘れずに持ってきてねー」
なんて言ってた自分をぶっ飛ばしたいw

例の直売所マップを見て、方角的に行けそうなところをチェックしながら進むも、どこの直売所も同じような感じ。
まだ午後の1時とか2時。
ちょっと早過ぎない?
悠長にランチなんて嗜んでる場合じゃなかったのか?
このあたり、写真を撮る心のゆとりもありませんw

そしてとうとう。
「ここの2軒を見てダメなら諦めて帰ろうか」
そう言いながら諦めの境地で自転車を漕ぐ。
もう買える気もしないわ。。。


ん?

ん?

うん?


オアシスを

見つけた!

お目当てゲット!
これは嬉しい!
お店の方もとても親切。
そう、導かれたのです。
全てはこのオアシスに出会うための試練だったのです。

で、各々黒枝豆を購入。
むっちゃ在庫いっぱいあるー!
本当に良かった。
「枝豆用のバッグを持ってきて、最後まで何も入れず空のまま持ち帰るライド」
をメイクしてしまうところでしたわw

お店の方にお礼を言い、さて帰路。
皆テンションも高く、ペダルも軽い。
ペースもアップするってもんですね。

京丹波〜JR日吉駅〜日吉ダム〜弓槻〜細野〜杉坂

一気にズドーン。
そして杉坂口で高雄方面と京見峠方面に分かれます。
お疲れ様でしたー!

今日は本当に楽しかった!
みんなありがとうね。
高雄方面へ走った僕たち、そこからは流れ解散でそれぞれの家まで。
少しずつメンバーが減っていくこの感じってなんとも言えぬ寂しさがあるね。

月も出て夕暮れ迫るサイクリングロードで最後はジョージ氏と二人。

そして晩には黒枝豆とビールの宴。
ほんっとうに美味しい!
「茹で」はとてもふっくらと瑞々しく、「焼き」はとても香ばしい。
どちらもそれぞれ特徴的で、甲乙つけ難い。
今日の参加者同士、それぞれの調理した黒枝豆を写真にとってグループチャットで見せ合う、ちょっとしたオンライン飲み会までイベントは続くのでした。