[Velogue] 自転車のガラスコーティング
自転車をピカピカに保つためのガラスコーティング。
いろいろなコーティング剤がリリースされていますが、その中でwhooがチョイスしたのはコレ!

ガラコ、フクピカ等のクルマ用品で有名なSOFT99が展開する自転車用ガラスコーティング Velogue の扱いを始めました。
ガラスコートとは、ガラス系のコート材を塗布することで皮膜を形成して素材表面を保護すること。
ポリマー系コーティング剤に比べ、皮膜の硬度、耐熱性、耐久性が高いのが特徴です。
自動車のボディに使用するのは知られていますが、最近では自販機、鉄道列車、トイレなどにも広く採用されているそうです。
ガラスコーティングって?
素材表面にガラス系のコーティングを施すことをガラスコーティングと呼びます。
ガラスコートをすることによって
☆ 表面に美しいツヤが出る。
☆ 汚れがつきにくく、ついた汚れが取れやすい。
☆ 硬い皮膜で覆われ、細かな傷がつきにくい。
といった効果があります。
なぜVelogueなのか?
いくつものメーカーが販売しているコーティング剤の中でwhooがVelogueを選んだ理由はいくつかあるのですが、長年クルマのコーティングを研究してきたSOFT99の持つノウハウもそのひとつ。
クルマの塗装とは違う自転車の塗装を研究し最適なコーティング剤を開発されたのだそう。
また、塗布にあたっては下準備として脱脂、ポリッシュ(細かな傷の除去)などをしっかりすることで仕上がりがさらに美しく、強くできるということ。
さらに、Velogueの取り扱いを始めるにあたっては、知識と技術の講習を受ける必要があるというところもポイント。
コーティング剤だけを販売して施工はショップ任せというところもあるようですが、きちんとした施工方法をしっかり教えてもらうことで確実なコーティングができますからね。
自信を持ってオススメできるというものです。
施工講習を受けたよ

上の写真は技術講習での一コマ。
SOFT99の技術の先生に撮ってもらいました。
今回は初めての施工ということで自分の自転車を実験台にしての講習です。
作業工程を簡単に説明すると
洗車
↓
チェック
↓
脱脂
↓
キズ研磨
↓
コーティング
↓
乾燥
↓
仕上げ剤塗布
といった手順。
これは実際にはショップの作業なので詳しくは書きませんが、手間ひまと時間をかけてしっかりと作業します。
そして施工の技術的なことだけでなく知識的な座学も行われました。
コーティングの種類やそれぞれのメリット、デメリット。
実用する上での注意点なども学びます。

こんな感じの教科書的なテキストも用意されていました。
内容も大変興味深く「さすがSOFT99!長年の蓄積やな!」と感心。
この写真に写っている「接触角」というのが面白かったな。
この角度が大きければ大きいほど撥水してるってことらしいです。
で、接触角が80度を超えていることが撥水していると呼べる条件なのだとか。
うん、おもしろい。
Veligueの中でもいくつかの商品があるのですが、当店が扱うのは主にTough Guardというもの。
Tough Guardは反応型という分類に入ります。
反応型コーティングにももちろんメリット、デメリットがあります。
反応型コーティングのメリット
☆ 非常に硬く透明な皮膜でツヤがでてキレイ
☆ 皮膜が硬いので傷や汚れがつきにくく、ついた汚れは落としやすくなる
☆ 紫外線や酸性雨にも強く長持ち(Tough Guardは3年以上)
反応型コーティングのデメリット
☆ 施工が難しい
☆ 手間がかかるので高額になりがち
といった感じです。
デメリットの方に書かれている「施工が難しい」という点ですが、このVeligue Tough Guardでは当店のような初めての者でも一日の講習で習得できるよう作業性を考慮されています。
ね、しっかり勉強してるでしょ?
効果が長持ち
当店のおすすめするVelogue Tough Guardは耐候性、耐ケミカル性に大変優れており、洗車を繰り返す一般的な自転車の利用方法で、効果は3年以上持続します。
効果が持続している間は常に美しく、洗車も楽でとても気持ちよく使用できますね。

Velogue オフィシャスサイトより引用
復習が重要

そして講習が終わり、先生が帰られたあと
「忘れないうちにもう一台コーティングしてみよう!」
ということで、店の試乗車のKING ZYDECOにも施工。
先生に教わりながら施工したさっきの手順を確認しながら時間をかけてしっかりと。
コーティングされた自転車は

ピカピカで手触りすべすべ。
それが施工後のフレームの印象です。
僕の下手な写真ではなかなか伝わらないなー。
水をかけて撥水効果を検証!の動画↓
長くまとまりのないブログ記事を読んでいただき感謝いたします。
途中でやめず、ここまで読んでくれている皆様はVelogueガラスコーティングに興味をお持ちの方なのかな?と察します。
あとひと押しw
上に貼った施工中の写真を見ていただけるとわかると思いますが、今回施工時にクランク、チェーン、ディレイラー、ボトルケージなどは外しています。
もちろんパーツは付いていない方が施工しやすく、クオリティーの高い作業ができるためそうしているのですが、実際に当店でお受けする際は、新車のご購入時の組み付け前、またはフルオーバーホール時のオプションとしての施工とさせていただこうと思います。

金額の話
このVelogueガラスコーティングの施工料金はフレーム+フォークの施工で ¥29,700 (税込)となります。
同時にオプションとして、ホイール(主にディスクブレーキ用のリム)やクランク等のパーツに施工することもできます。
オプションの価格についてはお問い合わせくださいね。
まとめ
ここまで長々と書きましたが、まとめると
☆ whooはVelogue Tough Guardをオススメしています
☆ Velogue Tough Guardはキレイが長持ちするガラスコーティング
☆ 汚れや傷につよく、撥水効果も強力
☆ whooでは新車の組み付け時かフルオーバーホールの際に施工できます
☆ お値段はフレーム+フォークへの施工で¥29,700。別途他のパーツへの追加施工も可能
といったところですね。
ツルツルのスベスベでキラッキラ☆の自転車はテンション上がります。
自分の自転車で試した僕が言うんだから間違いない!
お問い合わせはお気軽に☆
