2024 TOKYO TOUR – 2
東京ツアー日記の続きです。
前回のポストで書いた浅草でのパーツ展示会を終え、翌日から2日間はフリー。
まあいろいろと東京や横浜などであちこち見て回ったり、楽しく過ごしました。
そしてツアー最終日の土曜日に、もう一つのお目当イベントへ。
ハンドメイドバイシクル展 2024
昨年初めて参加したこのイベントが楽しすぎたため、今年もどうしても行きたかったんです。
会場がオープンして間もなく潜入開始。
会場の入り口を入ってすぐの場所にどーんと構えていたのがこちらのバイク。
うぉ!なんて圧だ!
CHERUBIM
入場口を入ったところにブースを構えていたのはケルビムさん。
話題のチタニウムバイク RACER Tiがお出迎えです。
チタンとカーボンのハイブリッドのこのフレーム。
ちょっと凄すぎる存在感。
それだけでなく、細部を見ても、、、
コンパクトなエンドも接合部の仕上げも、なんと美しいことか。
しかもよく見たらUDH(ユニバーサル・ディレイラー・ハンガー)ですやん…
特に驚いたのが、このリアブレーキマウント部。
ケルビム独自のフロートディスクエンドとは違いますね。
なんかちょっと変わった規格です。
と、よく見ていたら気づきました。
これ、フロント用のブレーキマウントですな!
ケルビムでは他にも数台のスチールバイクを展示。
GRAVEL(未舗装路スペシャルなグラベル規格)
オンロードだけでなく、林道や河川敷などの未舗装路ライドまで楽しみを広げたいならコレですね。
R-2(スタンダードなラグドロード)
ケルビムで最も歴史のあるモデル。
クラシックなイメージのロードモデルなら間違いなくコイツでしょ。
PISTRADA(街乗り向けピストバイク)
ナベックスラグを使用した、ブレーキ付きのロード用FIXEDフレーム。
シングルスピードでの街乗り、ツーリング向けフレームです。
オリジナルの部材も展示
そして、いつもは電話やメールでやりとりしているオーナービルダーの今野氏やスタッフの面々と、久しぶりに直接顔を見ながら話をして、バイクについての詳しい話も聞けて楽しかったなー。
続いてお邪魔したのが、そのすぐ隣にあったこのブース。
EQUILIBRIUM CYCLE WORKS
昨年のこのイベントをきっかけに当店でも取り扱いを開始したエクイリブリウムさん。
現在はチタンフレームを専門に製作しています。
これもまた、美しいフレームですね。
ラトビア出身のウラジミールス氏が東京の小さな工房で製作する高精度で美しいチタンフレーム。
かなり複雑なオーダーにも対応しているようですね。
↓ これとかね!
チタンってこんなこともできるんや!
目から鱗が落ちてきた瞬間でしたよ。
2024年新モデルの試作品も展示。
話題のCOLUMBUS Hyperionチタンチューブとカーボンのハイブリッド。
ラグ、BB、ドロップアウトは3Dプリントのモックですが、まもなくチタン製のラグ類も完成予定だそう。
これもまた斬新ですね!
さて、他にもいろいろと見ましたよ。
中でも特に気になったのがこちら。
フレームブランドというより、フレーム部材ブランドですが
COLUMBUS
イタリアのチューブブランドのコロンブス。
今年は大変興味深い製品を出展してましたよ!
FUTURA TREFOIL ROAD FORK
こんな写真しか撮っていない先週の自分をぶん殴ってやりたい!
これ、なんだかわかりますか?
カーボンフォークのステアラーコラムの写真です。
イビツな形してますねー。
これはなにかと言いますと、溝のように凹んだ部分にブレーキホースを通すことができるんです。
つまり、フル内装専用規格のヘッドセットを必要とせず、上が1-1/8、下が1-1/2の一般的なヘッドセットでブレーキケーブルをフル内装できてしまうという革新的な製品。
一般的なテーパードのECやインテグレーテッドのヘッドセットでいいんですね?
好きなブランドのヘッドセットを使うことができるってことですよね?
ビルダーさんがフル内装フレームを作る際のヘッド周りの自由度が飛躍的にアップしそうな製品ですね!
興味のある方はこちらを!
また、このTREFOILフォークは現在出回っている多くのフル内装用ステムとの互換性があります(一部使えないものもあるようです)が、このフォークにバッチリマッチするコックピットもCOLUMBUS社からリリースとなります。
いい写真が撮れなかったので、もらったカタログの写真で失礼。
これは惹かれるものがありますね!
話題のHyperionチタンチューブも手にとって見ることができました!
その他にもいろいろ
いやあ、3つのブランドだけでだいぶ長くなってしまいました。
他にも本当に多くのモノを見て、話を聞かせてもらってきたんですよ。
最後に写真だけですが、ずらっと並べていきますね。
Dobbat’s
DEROSA
RAVANELLO
Atelier Kinopio
Abukuma
AMANDA
Shin
LEVEL
NICHINAO
TANGE
YANAGI
HELAVNA CYCLES
WELD ONE
ふぅ、このくらいにしといたろ。
写真を撮れなかったブランドもまだまだあるんですけど。。。
お話しさせてもらった出展者のみなさん、ありがとうございました。
昨年もそうでしたが、チタンの勢いがすごいですね!
今年は特にそう感じました。
そして自腹でも買いたいと思うものがたくさんありすぎ!
そのうち僕がチタンのニューバイクとか組んで乗ってたら
「物欲に負けちゃったのね」
と、笑ってやってくださいw
以上、今年の真冬の東京ツアー報告でした☆